海外青年協力隊で知り合った美里と結婚して、製材所で働く渉。その渉と別れを告げ、母校・松本北高校の教員として働く園子、一児の母となったストレスで酒びたりになったまどかとその夫の慎司。東京でそれぞれ、弁護士とスタイリストとして活躍する優介と茅乃。そして脚本「白線流し」を投稿できずにいる冬美……。 七人が30を目前に落としどころを探る最後のテレビスペシャルをレビューしました。 公式サイト この作品の最初のシリーズは、私がちょうど受験生のときにテレビでやっていて、毎週楽しみに観ていました。私もソノコちゃんたちと同じように、当時進路のことですごく悩んでいて……でも最後まで夢を諦めない渉さんに勇気をもらって、人間の心の不思議を勉強するために心理学科を受験しました。大学に入ったばかりのころは、ソノコちゃんみたいにちょっと遊んじゃったこともありました。結局、今の私はカウンセラーにはまだなれないでいるけれど、何年かに一度、『白線流し』のスペシャルがあって、それを見るたびに自分を見つめなおしています。さすがにちょっと強引な終わり方だったけれど、渉さんが天文台に就職できて良かったです! ★★★★★ ★★ (7点) 変にリアルなトコと古臭い少女漫画的な世界観の組み合わせがちぐはぐ。ネタとしてはいいけど真剣に見る気にはなれない。まぁ、大きすぎる過去とどう折り合いをつけるか?というトコで同じ信本敬子のカウボーイビバップを 連想して楽しめたけど、長瀬の奥さんのご都合主義的な排徐はどうだろう? それにしても無理に思い出や腐れ縁の仲間と切れずに傷を舐めあって歳を重ねてくのは別にいいんだけど「思い出オナニー」を見せ付けられるのは小学生にとってはたまったもんじゃないよなぁ……と思い入れのない身としては思った。はいはい羨ましいんです。俺も8番目の星になって青春送りたかったんだよ。畜生! ★★★ (3点) ん~、結局ソノコは弁護士のあいつにヤらせたのか? それともやらずぼったくりだったのか? これでサークルクラッシュしないなんて、長野の人はきっと自然に囲まれて素朴に育ったから気性が穏やかなんだろうな。俺はこのドラマに出てくる奴等とほとんど同い年で、最初のドラマも高校の寮で観ていたんだけど、作っている奴等が「人間27、8になれば田舎に帰ってつまらない人生送ることに納得するだろ」と思っているのがすげームカつく。ヒトラーが27歳の頃なんて、まだ一等兵か二等兵だろ?悪いけど俺は、まだまだ「これから」だと思っているけどね。 俺も長瀬みたいに、夢をあきらめないぞ~。 I shall return ……! ★★★ (3点) 照れながら、突っ込みながらお茶の間で楽しむ分には最初のシリーズは良作だと思うんだけどね……。その後のテレビスペシャルは、オッサンとオバちゃんが手探りで「最近の若い人ってこうなんじゃいないの?」って考えて話を作っている感じがすごくして、そして見事にその中途半端なリアリティが空回りしていた。唯一本当にリアルだったのは主人公・七倉ソノコの無自覚なお嬢さんぶり。この愛すべき優等生特有の勘違いだけはすげーリアルだった。この完結編について話すと、無理矢理終わらせすぎ。渉の奥さんは死ぬし、最後は何故か天文台が生き残るし、とりあえずハッピーエンドにしましたって感じ。ソノコたちよりスタッフが迷っているよね。 ★★ (2点)
by wakusei2ndnews
| 2005-10-19 23:53
| drama
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