ヒビキさんのキャラとか、画面の雰囲気がいつものテレビとちょっと違うけれど、『響鬼』の心があったかくなるようなところはしっかりあって安心して観られました。現在と過去がリンクして、最後の戦いに流れ込んでいくお話のもっていき方がすっごく上手ですよね。7人の鬼さんたちはみんな個性的なんですけど、時間がなくてひとりひとりのことがあんまり印象に残りませんでした。あ、でもテレビでザンキさんやっている人が出ていたのは嬉しかったです! 面白かったんですけど、普通すぎてあんまり思い出には残らないような気がします。私はイブキさんとあきらちゃんのコンビが大好きなので、あのふたりにもっと出てほしかったです。 ★★★★★ ★★ (7点) クールな大人がメタな視点に立てば絶対好意的に受け取らざるを得ない幼児向け超娯楽大作。劇場のライトが再び点灯した瞬間、大人も子供も寝ていなかったというのは平成ライダー史上初の快挙。純粋に子どもが楽しめる作品は、大人の鑑賞にも堪えうるという証拠だろう。公開翌日のTV版・第30話からはメインスタッフ入れ替えという同時多発的な茶番も勃発し、公式ブログのコメント欄では保守派と改革派による骨肉の愛憎劇が繰り広げられている。大きなお友達は映画よりそっちに夢中なのがもったいない。一連の騒動は白倉Pと井上脚本による「いい加減に目覚めなさい」という叱咤激励だと思えば万事許せるはず。得点は嫌味ではなく、けっこう本気。 ★★★★★ ★★★★★ (10点) にぎやかなつくりで楽しく見れました。それにしても、安部麻美のアイドル人生に止めを刺す一作。我らがアイドルモッチーを助けるために、鬼達はかなりナメた技で安部麻美を袋叩き。結局、オロチも装甲響鬼も強いけど本当に勝ったのは間違い無くモッチー。モッチー最強ですね。でもモッチーはハードル高いんですよ……。ビンボ臭い安部麻美は無理としても、せめてあきら派になれれば人は幻想を卒業して自然な妥協への扉が開かれるのではないかと思うのですが……。けれど「神様助けて」とか言ってるとこにちょっとムカついても、ボクは結局モッチー派。はあ、ボクはあんなに努力したのに、なんでモッチーみたいな彼女ができないんだろう。 ★★★★★ ★★(7点) TV版が数字取れなかった理由って、幼児相手にオッサンのロマンを押し付けたからでしょ? ヒビキさんは毎回いいこと言ってるけど、こんなやり口でアピールしても誰も尊敬してくれないよ(笑)。現に喜んでいるのはオッサンばかりだし。って、ことでTV版に投入された井上敏樹脚本の映画版だけど、ヒネリもないが穴もない佳作。時代劇パートの東映京都組も頑張っているし。テーマ控えめは子供対策なんだろうけど、こういう「ガキにはお子様ランチを」って発想は逆に子供をナメた考えだよね。TV前半で痛い目にあったのはわかるけど、平成ライダーが怪物番組たり得たのは、大人も楽しめるドラマで子供も惹き付けたからだってことは忘れるべきじゃない。 ★★★★★ (5点)
by wakusei2ndnews
| 2005-09-24 03:55
| movie
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